orthros-docs

概要


OrthrosからSPに対して送出されるユーザー属性について、送出する/しないを設定することが出来ます。

[!WARNING] SPとの接続を実施する際にSPが必要とする属性を本機能により設定する必要があります。不要な属性についてはチェックを外してください。
初期設定としては eduPersonPrincipalName (ePPN) のみチェックされている状態となります。
必要に応じて追加・変更を行ってください。

[!CAUTION] 現行システムの制限事項として、eduPersonTargetedID (ePTID)は送出する・しないの設定に関わらず、NameIDとして必ず送出されます。

手順


[!NOTE] Orthros マイページにログインの上確認をお願いします。
※テスト環境の場合は(https://ui-stg.orthros.gakunin.nii.ac.jp) となります。
「SP管理」メニューが表示されるためには、対象アカウントに対してSP管理権限の付与が必要となります。
SP管理権限の付与については申請が必要となります。
申請方法はマイページよりお問い合わせください。(お問い合わせ方法は利用マニュアルの「お問い合わせ方法」をご参照ください。)

1. ユーザー名のプルダウンからSP管理を選択します。

2. 該当SPの「管理」ボタンをクリックします。

3. 「送出属性の設定」タブをクリックします。

4. 各設定を行い、「送出属性の更新」ボタンをクリックします。

[!NOTE] 属性の送出について
各属性にチェックが入っている場合 送出され、チェックが外れている場合 送出されません。
ただし、現行システムの制限事項として、eduPersonTargetedID (ePTID)は送出する・しないの設定に関わらず、NameIDとして必ず送出されます。

表4 項目一覧

項目 説明
eduPersonPrincipalName フェデレーション内の利用者を一意に定めます
mail 電子メールアドレス
displayName 英字氏名(表示名)
surname 英字氏名(姓)
※一部ユーザーについては本属性が設定されていない場合があります
givenName 英字氏名(名)
jaDisplayName 日本語氏名(表示名)
jaSurname 日本語氏名(姓)
※一部ユーザーについては本属性が設定されていない場合があります
jaGivenName 日本語氏名(名)
eduPersonTargetedID フェデレーション内の利用者を識別する仮名
※現行システムの制限事項として本属性は送出する・しないの設定に関わらず、NameIDとして必ず送出されます